【エミー賞18部門制覇】SHOGUN 将軍はディズニープラスで配信中

真田広之がプロデュース・主演を務めるドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』はディズニープラスにて全話独占配信中。

米国テレビ界の「アカデミー賞」ともいわれる最高峰の賞「第76回エミー賞®」の授賞式が2024年９月に行われました。
『SHOGUN 将軍』が、作品賞・主演男優賞・主演女優賞をはじめとした主要部門を総なめ、エミー賞史上最多18部門を制覇する歴史的な快挙を成し遂げました！

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メモ

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あらすじ

戦国最強の武将・虎永は、覇権を狙う五大老と敵対し命をかけて戦う武将。彼に敵の包囲網が迫っていたある日、英国人航海士、ジョン・ブラックソーン（後の按針・コズモ・ジャーヴィス）が虎永の領地へ漂着する。虎永は、語学に堪能でキリスト教を信仰する戸田鞠子（アンナ・サワイ）に按針の通訳を命じ、次第に按針と鞠子の間には固い絆が生まれ始める。一方で按針を利用して窮地を脱する虎永だが、按針から世界を見聞きし、幾度も命を救われることで侍の地位に取り立てることに。そんな中、五大老の脅威が次々に迫り、ついには絶体絶命に追い詰められる虎永。しかし彼の勝利への種まきは按針の漂着からすでに始まっていたーー。虎永の壮大なる謀り事、果たして彼は、按針と共にこの乱世を制することができるのか⁉＜ディズニープラスより引用＞

４月に書いた記事ではネタバレなしの紹介をしているのでまだ『SHOGUN 将軍』を見ていない人はそちらの記事も読んでみてください。

【話題】『SHOGUN将軍』がすごい【ディズニープラス独占配信】

海外の評価

『SHOGUN 将軍』は海外でもかなり好評で、アメリカのエミー賞史上最多18部門を制覇しました。
アメリカでは字幕は敬遠されるとの通説の中、ほぼ日本語で繰り広げられるドラマがここまで受け入れられたのは快挙といえます。
その理由としてはコロナ禍にあって海外作品の視聴が増え、字幕への抵抗が減っていたためだと言われています。

メディアの評判としては、日本文化の正確さや日本人俳優の起用、英語ではなく時代に即した日本語を使用したことなどが挙げられています。これはハリウッドに対するポリティカル・コレクトネスアレルギーもあるのでしょう。

また、アメリカでは近年シリーズものの続編が多く、全く新しいドラマの登場が待たれていたというタイミングも良かったとのこと。『SHOGUN 将軍』はすでに３期までの制作が決定しており『ゲーム・オブ・スローンズ』『メディア王』という大作の次の注目作という立ち位置です。

レビューサイトやYouTubeでの感想は日本人の演技に対するコメントも多くみられます。
所作の美しさや表情で語る演技、とくに目線の演技などは興味深く受け取られているようです。
主演の真田広之やアンナ・サワイはもちろんですが、特に人気なのは薮重役の浅野忠信と藤役の穂志もえか。海外ファンのなかでミーム化するほどの人気でした。また、ラスボス感が凄まじいとして二階堂ふみの名前もよく上がっていました。

『SHOGUN 将軍』２期３期も期待

『SHOGUN 将軍』が良かった点は、日本の文化に詳しくない人にも理解しやすいように、１〜３話にかけてイギリス人の按針の目線で話が進められたところが大きいと思います。
初めて日本に来た按針が目の当たりにする文化、思想、生死感などに戸惑う様子を通して日本人の考え方や姿勢が十分に視聴者に伝わったタイミングの４話から徐々に虎永の策略へと話がシフトしていきます。
序盤は「外国人が日本に来て文化に驚いた」というドラマかと思わせといて最後には虎永の謀り事にまんまと騙される。虎永にもプロデューサーとしての真田広之にもまんまとやられました。

放送時期はまだ未定ですが、２、３期の制作も決定しています。原作がどうなっているのかは分かりませんが、主要人物がかなり退場しているのでそこも心配であり、楽しみでもありますね。

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メモ

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近年のエミー賞作品賞では
2015、16、18、19年に受賞した
『ゲーム・オブ・スローンズ』
中世ヨーロッパに類似するドラゴンや魔法が存在する架空の世界で、陰謀と策略が張り巡らされた多くの登場人物が入り乱れる群像劇。

2020、22、23年に受賞した
『メディア王〜華麗なる一族〜』
アメリカの世界的なメディア企業帝国を経営するロイ家の家族の愛憎と争いを描く風刺コメディドラマシリーズ。

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