『SAND LAND: THE SERIES』【ディズニープラスで配信】

5月 7, 2024

2023年8月に劇場公開された鳥山明原作の映画『SAND LAND』
ディズニープラスにて『SAND LAND: THE SERIES』として配信されています。
映画では描ききれなかったシーンを追加した「悪魔の王子編」。そしてその続編として「天使の勇者編」が公開されています。

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メモ

現在のディズニープラスの月額料金は990円（税込）です。
年額プランは実質2ヶ月無料でお得！

『SAND LAND』とは

あらすじ

魔物も人間も、深刻な水不足にあえぐ砂漠の国・サンドランド。国民は国王が販売する高価な水だけを頼りに生活をしていた。正義感に溢れる人間の保安官・ラオは「幻の泉」を探す旅に出ることを決意し、魔物たちに協力を依頼する。悪魔の王・サタンの息子ベルゼブブはラオとお目付け役の魔物・シーフと共に「幻の泉」を求め旅へと向かう。
〈ディズニープラス公式より引用〉

『SAND LAND』は「週刊少年ジャンプ」にて鳥山明により2000年に短期集中連載された漫画です。
『ドラゴンボール』の連載終了後ということで、鳥山明の「老人と戦車が描きたい」を実現させた本人お気に入りの作品です。
原作は全１巻の短編なので劇場版も上映時間は106分と短めの映画になっています。

ディズニープラスにて配信が開始したのは『SAND LAND: THE SERIES』。劇場版に追加シーンも加えた「悪魔の王子編」。そしてその続編として「天使の勇者編」が公開されています。

評価は？

映画の興行収入は公開から１ヶ月で約5億円。
映画は興行収入10億円が成功のボーダーラインといわれます。そういう意味では物足りない数字ですね。

興行収入が伸び悩んだのは知名度のせいだともいわれています。原作が20年以上前に描かれた短編だということで興味を持つ人が少なかったのかもしれません。

しかしアンケートでの顧客満足度では96.4%。Filmarksの初日満足度ランキングでは１位を獲得していることからファンからの支持は高く「見れば面白い」作品だといえます。

ストーリーは勧善懲悪もので、わかりやすくシンプル。
登場人物も多くありません。
悪魔のベルゼブブも「夜更かししたあげく歯を磨かずに寝てやった」とワルぶりをアピールする善良（？）な悪魔です。
なんとなく『ドラゴンボール』の初期の雰囲気に近い感じのほのぼのとしたヒーローもの。
ストーリーもわかりやすいので低年齢の子供でも楽しめそうです。

大人としての見どころはやはり戦闘シーン。
とくに戦車バトルは見応えがあります。

鳥山先生の描くメカはコミカルでありつつ細かいところまでディティールがしっかりしていてイラストでも見惚れてしまいますが、それが機敏に動いてバトルするのでその躍動感にワクワクしてきます。